2010年05月19日

営業再開のお知らせ

7月1日より営業再開いたします。

平城遷都1300年祭が始まり
奈良の街中もずいぶんとにぎやかになってまいりました。
みなさまは、お変わりございませんか。

昨年末からの育児休暇について、
ご理解・ご声援をいただき、厚くお礼申し上げます。
おかげさまで、息子の一途(いっと)は
母乳育児ですくすくと育ち、6月より保育園に通うことが決まりました。

つきましては、jugoもいよいよ7月1日(木)に再開いたします。
営業時間や定休日の変更など、
今度もご迷惑をおかけすることもあるかとは思いますが、
息子の成長とともにjugoも成長していければと考えております。

みなさまにお会いできることを
心よりお待ちいたしております。

〜営業時間・定休日を変更いたします〜
OPEN 9:00〜
パーマ・カラー 16:00(l.o.)
カット 17:00(l.o.)

2009年12月09日

一時お休みいたします。

私事ではございますが 出産のため、
一時営業をお休みいたします。
【休業期間】2009年12月〜2010年6月末日

2010年7月より営業復帰予定です。

その間、下記のサロンにて受け入れをお願いしておりますので
ご安心ください。


AXE
奈良市小西町37-1 AXE unit 2F
Tel 0120-879-222

lien
りあん  hair create
奈良市東向南町2番地パレスビル2F
Tel 0742-26-0662


皆様にはご迷惑をおかけいたしますが
ご了承の程よろしくお願いいたします。

その他、休業中のご相談・店販商品のご購入等の
お問い合わせは  0742-21-6522(携帯電話に転送しています。)まで。


 

2009年05月12日

引き続き。。。遷都祭模様

土曜日は一日中の雨だったので、朝起きて

雨が上がっていて日がさしていたのでヒトマズ安心して

現地へ向かいました。

が、突風が強く広い平城京の中のテントは、

まるで嵐の中のよう!!

とりあえず、テントが飛ばされそうで周囲に

大荷物を置き重し代わりにしてはみても

倒れてきたり、衣装がひっくり返り、ゴミが

飛んできたりともう、ドリフのような(笑)状況でした。

今までかつてこんな状況で仕事したのは最初で

最後になるでしょうと思いながら挑んだつもりです。

 

当日は、奈良の飲食店がズラリと並び、

遷都祭のスタッフの方・各店舗のスタッフの方たちの

今日こそはお祭りを盛り上げていこうという熱意が

賑わいから伝わってきます。

ミス奈良の方も、悪天候に動じることなくむしろ

『今日は楽しむぞ!!』

という雰囲気が感じられ悪条件が皆の成功させたいという

思いを一つにしたように思います。

 

さてここで、今回はメイクを中心に行っていたので

古代メイクの素朴なナゼ? ナニ?をご紹介します。

??1?? 額の赤いマークはなに?

    花でんと言われる、つけほくろです。

    古代のメイクは、ビューティーメイクではなく

    儀式や魔よけとして行っていたようです。

    体に存在する穴(目や口など)は、体の内部と

    外部の出入り口とされ色を塗ったり装飾することで

   (頭のかんざしの位置も同じ理由からだそうです)

   悪から身を守っていたそうです。ちなみに、

   額には第三の目があると考えられてきました。

??2?? どうして赤なの?

   花でんの色は、バリエーションが多いのですが

   比較的古代メイクは《赤化粧》といわれ古代の

   エジプト・インド・中国など大陸の影響を受けているようです。

   (インドのビンディーもルーツは同じようです)

   古代の人々は、赤に対して、血・火・太陽など

   生命に深い関係があると考えられてきたようです。

 

メイクと言う視点から時代背景を見るのも面白い

のですが、平安時代に入るとより日本独自の

ビューティーを意識したメイクが誕生します。

貴族社会は発展すると、お屋敷で生活する時間が

増えるとより高貴な人は肌が白くなり、白い肌を美しい

と言う美意識が誕生したようです。

より、コントラストをつけるために肌を白く塗り、眉や髪はより黒く

唇には紅をさして美しさを表現していました。当時の女性の

結婚は今で言う就職ににていると思うのですが、

現代人が疑問に感じる、マロの眉毛も心の穏やかさ・

豊かさを眉に表現していたようです。

(華やかな貴族社会の裏側では、争いも多い時代だから

なのでしょうか?)

 

メイク一つでも、意味があり理解を深めていくと

面白いものですね!!

自分が思っている以上に、古代の人は

盛んに国際交流しながら(とってもインターナショナル)

独自の文化を生み出し、豊かな自然に対する敬意は謙虚で

ありながら共に生きるたくましさは、感心させられます。

 

古きを学んで新らしきを知る!!

遷都祭はそんなイベントのように感じます。

また、ボランティアで皆さんの

ならが好き!ならの方に楽しんでもらいたい!

という琴線に触れながら昨年よりも規模を大きくして

一緒に参加できたことはまだまだ奈良は面白くなると

実感できた体験でもありました。

 

  

 

 ちゃんちゃん

2009年05月08日

遷都祭の模様

遷都祭が終わって一息つきましたが

ずっとお祭りの模様をようやく

お知らせします。

 

今年は、遷都1300年祭の前年ということで

規模を拡大して前夜祭を含めた3日間・・・

の予定でしたが、なにせ今年は悪天候続き。

2日目の本祭はあいにくの雨で中止。

本当に涙涙。。。です。

当日は、メインの天平行列が100人になり

衣装担当の方がたも間に合わせるのに

必死の努力で準備をしていただきました。

(全て手作りです!!)

その中でも、高貴な衣装を纏うのが

ミス奈良の方と、応援に参加して頂くスマイル神戸の方で

axeのstaffのF君・Yさん・Oさん・cacheのNさん

元同郷のSさんが今年から協力して頂けることになり

忙しい中、夜遅くまで準備をしていただいてました。

 野外のイベントは、本当に天候に左右されますが

『お天気だったら8割成功』

といわれる意味が良く分かります。

 

金曜日の前夜祭は、夕暮れの平城京が

何といえぬ雰囲気でした。

(当日、お天気も良かったので新緑の景色にも

感激していたのですが。)

尺八や太鼓の演奏が風に乗って聞こえ

その中を、お松明の灯り中を古代の衣装を纏い

行列が出発する姿は、浮世絵離れした感覚を感じます。

 

私達は、テントの中で仕込みをしているのですが

周囲にもいくつものテントが張られていて

外でのバタバタしている様子を伺いながら

進めていきます。

まるで、モンゴルの遊牧民族の生活を思わす

空間にも感じます。

そして、ミス奈良の3人方は、とてもキュートでしたよ。

 

暗がりの中で静かに広がる平城京は

時を忘れるような姿で、一仕事を終えて

頂いたかす汁は最高に美味しかったですよ!!

さてさて・・・

嵐のような日曜日の遷都祭は、又の

お楽しみに~

 

 

 

 

2009年05月04日

5月のお茶

G.Wも後半に差しかかりました。

しばらくお天気にも恵まれていたので

お出かけをされていた方も沢山いらっしゃるかと思います。

 お店の裏にある元興寺では、うぐいすの声が聞こえます。

 

さて、5月は、『はだか麦』のお茶をお出ししています。

麦茶って夏のイメージですよね。

暑い夏にキィーンと冷えた麦茶はサイコーなんですが

jugo.ではあえて、HOTでお召し上がりいただきたいと

5月にお出ししています。

はだか麦の甘みと香ばしさは、HOTにすると

より一層に引き出され、麦茶の美味しさを

再発見していただけると幸いです。

 

急須は、常滑焼の黒泥・白泥の二色の練り込みです。

常滑というと、朱泥が主ですが量産はしておりませんが

他にも緑泥・黄泥・紫泥と・・・珍しい色物もあります。

泥のマットな質感と使い込むほどに手になじみ

艶が増す何とも魅力的な常滑焼なんですが

中でも、練りこみは一発勝負で集中して仕上げる

職人さんの腕が光る一品です。

 

個人的には、このような日本の手仕事をこの先も

ずっと受け継がれて欲しいものだと思います。