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春鹿の新作デビュー

先日、奈良ホテルにて奈良町にある清酒春鹿酒造元・今西清兵衛商店

新作のお酒のお披露目パーティーに参加して来ました。

さて、主役のお酒はというと、八重桜のお酒なんですよ。

奈良女子大学にある八重桜の花びらから奇跡的に酵母

が発見されてお酒を作ってみたところ、今までにない

新しいお酒が誕生したというわけで、今年で100周年を

迎える奈良女子大学の記念して発売されます。

もちろん、デザインは現役の奈良女子大学の学生さんが施している

というだけあって鹿と桜の自然美をモチーフに伝統的ないかにも

奈良らしいデザインの中に、どこかキュートな雰囲気のあるパッケージ。

今回、料理にお酒を合わせて提供しているお酒を

お酒に合うお料理というテーマで地元の料理人が集まり

約150人のゲストの腕をふるっていました。

私の主人の《sakanaya》も、2品提供し私もホテルの品格に合わせ

正装のユニフォーム(白のコック服)でお手伝い。

それぞれ、春の季節感を意識したもの、地元の食材にこだわった

お店など個性豊かでなおかつ、素材やお客さまに対する

愛情が個々の料理人に触れる事が出来、改めて

仕事って全ては愛情から生まれると感じました。

 

お酒のお味の方ですが、以前からサンプルで頂いていた

お酒から今回のお酒は、料理人の方いわく

『甘みが増した』という意見が多かったようです。

お酒も生きもの!!

変化し微調整を重ねて最終的に決まったお味は、

桜をスモークしたかのような深い香りと、さくらんぼのような

フルーティーな香りが上手く調和したお酒でした!!

 

それから、少しコマーシャルです!!

今回の《sakanayaでのメニューの2品をご紹介。

O鯛とアスパラの昆布締め・桜風味

    八重桜の塩漬けを炒ってすりつぶしたものを

  アスパラを巻いた鯛の昆布締めに香りつけています。

  歯ごたえの良いアスパラに昆布と桜の香りが広がります。

  ちなみに、桜咲くという意と、よろこんぶという意で

   『よろこび事』にかけています。

Oえびのきなこかけ

   湯がいたえびにきな粉をベースにコーヒーとシナモンの

   粉末を加えてえびときな粉の甘みと、コーヒーと

   シナモンの苦味を利かせた一品。

当日のお料理は、気持ちよく全て完売しました!!

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2009年03月10日 08:11に投稿されたエントリーのページです。

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